カナダに来るまでのこと。スマホどうする!
ここモントリオールでは、iPhone、SAMSUNGをよくみますが、カナダでもXperiaを時々見かけます。
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日本と同じように、ケータイもしくはスマホのキャリアも何社もあって、ショッピングモールやら量販店やら、いろんなところに出店されてます。
ちなみに、いわゆるケータイの2年縛り、これも同じみたい。
考えることは各国共通なのか。
日本でもいまやすっかりSIMフリーのスマホ購入、もしくはSIMロックを解除して、安いデータ業者に乗り換えて通信費を抑えるという手法が当たり前のように雑誌に載ってますね。
ほんと、キャリアの通信費高いですし。通話もいろんなアプリで無料でできてしまうので、消費者側もいろいろ選択の幅が広がりました。
ちなみに私は中国地方の某桃太郎県で昨年(2014~2015年)WiMAXを使ってみましたが、場所が悪いのか、全然ダメでした。解約の時にかかったお金、思い出したくもないです。
最低でも、自宅でちゃんと使えるのかは、どうにかして確かめなくてはいけないと痛感。これに頼ってテザリングでパソコンのネットも…とか思ってたら使えない。最悪です。
サイトで、住所を入力すると、その地点での電波状況がざっくりとわかるんですが、本当にただの目安です。
調べたら、電波の弱さはけっこう問題みたいでした、WiMAX。正確には、つなぎ放題でもなかった。結局、無線だから弱いとか。
今後もWi-Fiに関しては十分警戒が必要だと心底思いました。
個人的には、お勧めしません。東京のように、どこでも電波がガンガン入りそうな場所では大丈夫なのかもしれませんが、それでも、近くの中継スポットが工事中だったりすると一時的に何時間か使えなくなるんです。その情報は、WiMAXのサイトでチェックできましたが、こんなことで使えなくなるような脆弱なWi-Fiのために、ストレスを抱えながら月に何千円もお金を払うのはどうかと思います。今は何か変わってるのかな。
すみません、WiMAXのことは余談です。
失敗もしました。
このことは、じっくり書いて、残しておきたい。
思い出すとつらいですが。(涙)
以下、私の、スマホ格闘記録です。
カナダに行くときにかなり悩んだのがスマホ。
できれば、いま使っているauのアンドロイドスマホをSIMロック解除して、カナダでも継続して使いたいと思っていました。
SIMについてご存知無い方にちょこっと説明しますと、例えばdocomoで購入したXperiaには「このスマホはdocomoで購入、契約しているスマホです」というSIMカードが入っているので、docomoの回線で通話、データ通信できるようになっています。このSIMの、docomoで契約している、というところを解除すると、どこのキャリアとも契約していない、ただのXperiaになります。
この状態をSIM解除済みとかSIMロックフリーとか白ロムと呼びます。リサイクルショップで売られているスマホはまさにこの状態です。
これを、例えばauに持って行って再度契約すると、auのSIMをセットしてくれて、au版Xperiaとなります。簡単に言うとこんな感じです。
たまにキャリアによって微妙に仕様が違うので、「docomo版Xperia」とか「au版iPhone」とか表示されています。
ただ、すべての機種がSIMフリーに出来るわけではありません。2015年5月に総務省がケータイキャリア各社に「今後発売するスマホは全機種SIM解除出来るようにしろ!」とSIM解除を義務付けたのですが、実際には、「全ての機種」が「購入後すぐに」「無料で」SIM解除出来る訳ではないという状態になりました。行政指導、無力だなあ…。
スマホの通信方式がそもそも違うからSIM解除しても他のキャリアで使えない、とか、そういうパターンもあるようです。
詳しくは各社のホームページを参照下さい、わかりにくくてすみません。
それで、調べてみると、自分の持ってるauのXperia、シムロック解除の対象機種じゃなかったです。
なんてこった。ちょっと古かったか?
しかしこの機種もどうにかしてSIMロック解除はできるらしく、その手順もいろんな人がネットに同じような方法で書かれていましたが、
けっこう複雑でした。
時間があったらトライしてみたかったけど。
おまけに失敗したらスマホがお陀仏になるリスクもある。
ダメだ、危険すぎる…(ー ー;)
SIMロック解除して、カナダでどっかのケータイ会社のSIMを入れてカナダの電話番号もゲットする。それが私にとって一番ベストで安い方法だったのに…
新しくスマホを買うのも、機種変更するのも高くつきます。
どうしようかと考え抜いたあげく、iPhoneの白ロムを中古で買うことにしました。
私の場合、電話は必須でした。
空港の送迎のスタッフさんと話さなくてはいけないし、数日間は分からないことだらけで何度も連絡をとることになるし、幼いkkを連れての2人旅に、電話なしでは緊急事態に備えることができません。
そこで、最初の数日間は高い国際ローミング料金をとられることを諦めて(スマホの準備する時間もなかった…)auを使うことにして、早めにカナダの電話会社でプリペイド式のSIMカードを買うことにしました。
実は私、iPhoneを使ったことがなかったのです。
それで、これを機にiPhoneを使ってみたい、という気持ちもありました。
SIMフリーだから、日本に帰ってからもどこかの電話会社、もしくは格安通信業者のSIMを挿せば使えます。
次は、どの世代のiPhoneを買うか。6世代はリリースされて間もないので全体に高いのでパス。4だと古い。それで5シリーズのどれにするか考えましたが、今の世代により近く諸々アップグレードされているほうがやはりいいだろうと思い、5sを探しました。
そして海外でスマホを使うにあたって気をつけなくてはいけないことをネットで調べて、大切なことを知りました。
それは周波数です。
国や地域によって、使用されている周波数に違いがあるので、自分のスマホがどんな周波数で使用できる仕様なのか、
そしてこれから行こうとしている地域の、各スマホキャリアの周波数に合っているかどうかを確認しなくてはいけない、ということが分かりました。
そして同じ5sでも実は何種類か型番があるということに気づきました。
白ロムのiPhoneを販売するサイトでは、機種と共に、4桁の番号が付いています。あと、海外版とか香港版とかdocomo版とか色々書いてあります。
iPhoneの言語設定は後で何回でも変えられるので言語の問題は無いと思います。
生産国は好みによりけり。
ただこの4桁の型番の確認は必須です。
Appleのサイトに、型番と、国別地域別キャリア別の周波数適合表が全て載っています。
なるべく多くの周波数に適合できるように作られているのですが、アジア、アメリカ、アフリカ…詳しくなくても、電波事情が違うのは何となく分かる。
そりゃそうだ。
私は、カナダの東部(モントリオール)で、大手キャリア数社の周波数に適合している型番の白ロムiPhoneを、ウェブサイトで購入することにしました。
2年くらい前にも、一度利用したサイトでしたが、以前よりかなりグレードアップされており、おまけに状態が良く少しでも安いのからバンバン売れていく。
衝撃でした。
大手キャリアでiPhoneユーザーになって新品を継続利用する人がいる一方、こんな風に新古品もしくは中古品の白ロムを買う人も多いのか…
まあスマホだって経年劣化するしなあ。べつに動けば中古でいいんじゃね?って思う人も多いのかな。新品は高い。
また話が逸れすぎてすみません。
結局、モタモタしていたら買い逃してしまう!と焦りながら、5sを購入。
日本を出る直前にiPhoneをゲットしました。
久しぶりのケータイ2台持ちになりました。
初めて海外で初めてiPhone、どこから手をつけるべきか…スマホのこと考えるだけでもけっこうヘトヘトになった。
ああああ、時間がない〜。と心中で叫びながらまずは成田へ。
という訳で続きます。