モントリオールで両替してみた
最初に外貨両替をやったのは、多分成田空港だったと思います。
空港や銀行はレートが良くないとか、手数料が高いと言われますが、
私は細かいことは良くわかりません…。海外に行くのも初めてだし。
取りあえず、アメリカ$をいくらか持っておかないといけないだろうなあと思って、その時は5000円くらい両替しました。これが後に、やっといて良かった〜としみじみ思うことになるのですが、その話はまた今度。
モントリオールのダウンタウンに、けっこうたくさん両替所があります。
私はおもに息子kkのday careのあるatwaterという地下鉄駅と、自分の英語学校のある2つ先のpeelという地下鉄駅を毎日行き来しているのですが、この辺りはダウンタウンのメインストリートでもあるので、アパレル系のお店もいっぱい、銀行、薬局、郵便局、とても賑やかです。
今まで2回、両替しに行きましたが、2か所目の両替所が良かったので、今度もここに行こうと思ってます。
その両替所。
だいたい、どこの両替所も、こんな感じで$マークや、£マーク、Euroマークが店頭についています。
なんか薄暗い感じの店もあるし、雑貨屋さんが兼業してるようなとこもあります。
海外ビギナーの私は、取りあえず、薄暗いとこと、兼業してるっぽいところは避けました。
もしかしたら、こっちのほうが高く両替してもらえるのかも知れないけど、会話能力もないし、めちゃくちゃ大金を両替するわけでもないし。
明るくて、両替専門のところの方がきちんとしているような気がする。
ただそれだけの理由でチョイス 笑
入るとたいがい、大きなガラス?張りのカウンターがあって、お金を手渡したりする部分は手が入るのがやっとって感じに作られています。
両替所以外でも、学校の授業料を払う事務所とか、メトロの料金所とか、お金を扱う場所はこういう作りのところがほとんどです。
(服屋さんやレストラン、スーパーなどのお店は普通のオープンな作りです)
しかし、ここの両替所は係員のおじさんが表に常駐していないらしく、ピンポンを鳴らすと、奥から出てきてくれました。
私「ボンジュール。」
「はい、なんでしょう?」
私「日本円をカナダドルに替えたいんです」
「オッケー。どれくらい?」
私「15000円」
「わかった、ちょっと待ってて。この紙に、名前と住所と電話番号書いてね」
私「ホストファミリーの家にいるんだけど、そこの住所でいい?」
「いいよ。」
しばらくするとおじさんが戻ってきて、
私に見えるように、カナダ$札を置いてくれようとしたが、おじさんが「うーん、うーんと…」と何か必死にうなり始めた。
何か問題があるのかなと思い、心配になって「何かある?」と聞き返すと、
「待って、数えるから、なんだっけな〜、えっと、そうだ、
イチー、ニー、サン〜、合ってる⁈」
と言われ、
一瞬なんだか分からなかった。
私「あっ、日本語だ!合ってる、合ってる!」
おじさんは嬉しそうに$札を数えて「six、next、What?」と言い、
私が「なな、ハチ、キュウ、ジュウ」
と教えると
「Oh.Thank you,ナナ、ハチ、キュウ、ジュウ〜♪」
とご機嫌だった。
私が「Grait!」と言って拍手するとまた喜んで、
「これで全部ね、アリガト」とまた日本語を披露してくれた。
私もすごく嬉しかったので、
「Thank you,Merci。See you」
とお礼を言って手を振りながら出ました。
モントリオールで、私が日本から来た、と言うと、
「リンゴ、Apple!」と知っている日本語を言ったり、
TOKYO?とか聞かれたり、
「I like Sakura! 」と言われたり(ちなみに樹木の桜ではなく、ナルト疾風伝のサクラの方だった)、
どこでそんな情報を仕入れたのかというような日本語下ネタを披露してくれた女子もいたし 笑
学校どこ?先生はどう?モントリオール楽しい?と簡単な英語でいろいろ聞いてくれたり。
いろんな形だったけど、とにかく、
コミュニケーションをとるために努力してくれているのが伝わってきます。
言葉が分からないからストレスも多いけど、言葉のやりとりが少しでも出来るとまた元気にしてもらえる、モントリオールはそんな場所です。
モントリオール カリフェスタパレード
皆さまいかがお過ごしでしょうか、
モントリオールはいま肌寒いです。朝なんですけどね、
7月に肌寒いとか、嘘だろ〜って思いますよね。私も全然知らなかったです、
数分おきに曇ったり晴れたり雨が降ったりする場所が、この地球上に本当にあるということを笑
昨日、7/2は、カリフェスタ パレードを見てきました、友達が教えてくれて、一緒に行ってきました。
端的に言いますと、サンバのパレードと言う感じでした。
いま、モントリオールでは、世界最大規模とも言われるモントリオールジャズフェスティバルの真っ最中です。
10日くらい続くみたいなんですが、朝から夜中までずーっと、特設会場(屋内、屋外合わせて6つくらい?)で音楽が鳴っているのです。
その近くで昨日はパレードがありました。
中心演者は多分、カナダに住む南米系の人がほとんどなんだと思います。
まあ、どっから来たのかなんて、ここでは聞くのが面倒くさくなるくらい様々ですが、
行列が進むのが超遅い!
10メートル進むのに何分もかかってる。
先頭が見えたと思っても20分待っても来ない…
やっと現れた先頭は美女集団。
どっかのミスか何か?
でっかい牽引車に引かれて山車?がやってきます。
これが5つか6つあったんですが、間隔もめっちゃ広く、ゆうに30メートル以上は開いてました。
なので、全部見ようと思ったらものスゴイ時間かかる。
私は13時20分くらいから沿道にいましたが、なかなかパレードが来ないから移動しながら見ました。やっと最後(らしい)山車を見れたのは15時30分くらいだったです。あー疲れた。
踊りながら集団が通り過ぎていく。
阿波踊りの「にわか連」(当日に踊りたい人が自由に参加するグループ)みたいなもんでしょうか?
山車には楽器演奏隊。
あと、マイクを持ったDJがひたすら掛け声をかけて、盛り上げています。
なんとなくサンバのリズムで踊りながらみんなぞろぞろ歩いています。
もちろん整列なんかしてなく、途中でお客さんと写真撮ったり誰かと話しながら歩いてたり、疲れたのか、ヘッドドレスをとったお姉さんが逆走してきて、歩いて休憩してました。
なんなんだこの行列。自由過ぎる。
衣装を着てない人も一緒に歩いたりしている。
よく分からなくなってきます 笑
ムービーを入れようとしたら入らない、いったん終わります、
続きます〜。
カナダで銀行口座(3)
なかなか更新出来なくてすみません、
カナダは家庭にWiFiあっても繋ぎ放題じゃないし、公共スペースのWiFiもあんまり電波よくなく、まあとりあえずネットに関しては非常に苛立ちます…
銀行口座。
前回は、カウンターのお姉さんに、1時にここに戻ってきてね。って言われたとこまで書きました。
しかし、渡された用紙に印字された日時が、即日ではない。
手続きできるのかなあ…
1時5分前に銀行到着、カウンターで係員さんに声をかける。
またもやお姉さんだが違う人だった。
「口座作る手続きに来たんですど」
と言いながら、もらったコンサルテーション予約シートを渡す。
しかし、
「これ、今日なの?別の日になってるけど」
やっぱりー!
しかしここで引き下がるわけにいかないので、
「でも12時に、ここで別のスタッフさんに、1時にもう一回来るように言われた。」と2回くらい言うと、
首をかしげながら、
「ちょっと待っててね。」と調べに行ってくれました。
その後、別の人から、
ソファに座って10分くらい待ってて、と言われ、緊張しながら待つ。
やっぱり無理なんじゃないか、ダメって言われたらどうしよう…
15分くらいしてからコーヒー片手にポロシャツにスラックス、ヒゲをたくわえたおっちゃん(いやいや、ナイスガイです)がやってきて、
「マダム、お待たせー、ちょっとこっち来てくれる?」
とにこやかに話しかけてくれた。
日本の銀行でもあるような、コンサルテーションルーム(日本のより大分広いけど)に通されて、
「じゃあ、書類見せてくれる?クレジットカードある?学校行ってる?留学?日本から来たんだー、カードこれ?ID見せて。オッケー、perfect.
モントリオールどう?」
と終始にこやかな感じで進み、
無事に口座が出来ました、
ヤバイ、嬉し過ぎて泣きたい。
「US(アメリカ)の口座要る?」と聞かれ、
「うーん…後日でも作れますか?」
「作れるよ」
「じゃあ、今日はいいです」
作っておいたほうが便利なのだろうけど、管理が面倒くさいかなと思ってやめておきました。
カナダとアメリカは、国土がくっつき合ってるが故に、必然的になにかと行き来が多くなるので、こういうこともできるのでしょうね。アメリカにも支店あるんだね、きっと。飛行機だって、アメリカーカナダは国内線扱いだし。
最後に、もろもろ注意事項を聞いて(全部は理解できなかったけど)
「これで、このカードが使えるようになったよ」と
キャッシュカードを受け取りました。
おおお。やったーー。
これ、僕の名刺ね、とナイスガイはさらっと名刺を渡してくれました。
「ありがとう、ほんとにありがとう」とお礼を言うと
どういたしまして、またね~ (^^)/ と笑顔で言われ、
銀行を出ました。
ああ、精神的疲労がすごかった分、達成感がすごい、
よかったああ。
あとはこのカードが使いこなせるかどうかが問題だけど…。
つづく(かもしれない)。
カナダの洗濯事情。
おはようございます、日本は今は夕方くらいでしょうか…昨日は月曜日で、今日からまた学校、保育園始まりました。kkは昨日の日曜日の疲れもあるんだろうけど、二度寝して起きてきませんでした、
「行きたくない!」と言い、いつも朝は保育園に入るまで一苦労です´д` ;
まあ、今までが言わな過ぎなくらいだったから、トータルすれば普通、ということにしてます。
昨日は、洗濯物をコインランドリーに持って行きました、
カナダの洗濯って、週一回が基本って聞いてたけど、本当でした(°_°)
だいぶ前に、フランスでは条例で洗濯物を外に干してはいけないことになっていると聞いた事があり(景観を守るためらしいです)、同じフランス語圏だし、モントリオールも、基本乾燥機なのかなあと思っていました。しかし違った。
日本と同じく、天気が良い日に外に干しているのです。
Momが、「今日は洗濯するからね」って言ってくれた日に、出して、一緒にお願いしていたんですが、
私はともかくkkは、すぐ色々汚しちゃうし、洗濯物が多い。
でも、私達の分をわざわざ別便で洗うとか、洗濯機を使わせてもらうのは申し訳ないし…
という訳で、これまた気が重かったのですが、こちらに来て1週間くらい経った時に、コインランドリーに行くことにしました。
ちょうど、kkの通っているday careの、道路挟んで反対側に、コインランドリーを見つけ、ラッキー!ここに行ってみよう!と思ったものの、
カナダのコインランドリーが果たして日本と同じように使えるんだろうか…
まず、機械の表示が分からない。
機械の種類も多分違うし。
お金どんだけかかるのかなあ。
ああ、またイヤな予感がする。
続く。
(T_T)
カナダで銀行口座(2)
10日ほど前、カナダに来てまだ数日の時は、学校も始まってなかったので、私は嫌がるkkを保育園(day care)にいれた後、あっちこっち手続きなどに行っておりました。
とりあえず、身分証明が出来るものをいっさいがっさい持って、「口座を作りたいです」という1番重要な英語を調べ、
無理じゃないかなーとネガティヴな気持ちを引きずりながら銀行に向かいました。
壁にはサッカーやらホッケーやらのイラストが貼ってあって、スタッフの半分以上がどこのチームのかわかんないけどユニフォームを着て仕事してました。
どっかのチームのスポンサーなのか、こういうクールビズは楽しそうでいいなあと思いました。
カウンターの前には10人くらい並んでいました。
あー、ここで手間取ったら、超恥ずかしいな〜。後ろのひとにめっちゃ嫌がられそう。
意を決して
「Checking account,please」
(思いっきり日本語読み)
って言ってみると、とりあえず通じたらしい。
そっからのやりとりは多分こんな感じでした。
(ちょっとしか聞き取れない)
「visiterですか?」
「はい、そうです」
「カナダには留学?」
「3ヶ月ほど英語の学校に通う予定です」
「◯×◯△?」
「う?何ですかね、ワンモア、プリーズ」
「◯×◯△?」
「分かんない、ワッツ?」
ここで横から助け舟が。
kinka IZAKAYAの文字の入った服のお兄さん(日本人)が、
「学生証あるかって聞いてるみたいですよ」
「あ、そうなんですね、すみません、ありがとうございます、
学生証ないから、これでいいですか?」
カレッジから送られた名前入りの入学許可証を提出。あと、パスポート(こっちではIDって言う)、日本で一応とってきた国際免許証を出した。
国際免許証はチラ見されただけだったけど、入学許可証はガン見された。
すると金髪の若いお姉さん、
「ちょっと見せて。待っててね」
といったん奥に消えてった。
多分上の人に相談しに行ったんだろうな。
間もなく戻ってきたお姉さん、
「◯◯△□×□×。」
「へ?」
「Oh〜.◯×。」
インターネットで何やら検索。
「アナタノ?コウザ?ヲ、ツクリマス。」
えっ。。。
口座作れるの?こんなあっさり?本当に⁈
「分かりました、ありがとう、I See,Thank you.」
わざわざ日本語調べて返事してくれるとは。
優しい〜泣
「今日これから時間ある?1時間」
「はい、大丈夫です、今日?1時間後?」
「そう。午後1時にここに来て。」
あー、昼休憩するのかな?
「分かりました、本当にありがとう、Thankyou verymuch.メルシー。」
何やら紙を一枚プリントアウトして、
「この紙と、IDとかほかのものを全部持って1時に来てね。じゃあ、bye」
にこやかに送られて、やや拍子抜けしながら私はカウンターを去りました。
VISAのないvisitorは(滞在が短期だと要らない国もある)作るのが難しいと、あんなに留学サポート会社の人に言われたのに、作れるって。
本当に作れるんだろうか、なんかまだ罠があるのでは…
よく見ると、お姉さんがくれた紙に印字してある日時が明日の夕方とかになってるんだけど。大丈夫なの?
不安を抱えつつ、とりあえずいったん銀行を出ました。
(-_-)まだ続きますw
カナダで生活するということ
それにしても私のブログって、
カナダの地味〜な写真しか載ってないですね笑
でも私自身は、日本にいるときから、海外で地元の人がどんな暮らしをしてるのかに興味があったので、そういうことをブログに書いていってます。
観光地の綺麗な写真は、ネットとか本にいっぱい載ってるし、私、写真とるの下手なんで許して下さい。
ここでは全てにおいて、あらゆる可能性を想定しておかないとイタイ目に遭う。
案内が無かったり、あっても違ってたり(どっちかというと言語を解さない自分の見間違いですがw)、
こんなとこに作るんじゃねー‼︎みたいなとこに公共施設があったり(行ってみたら張り紙一枚で移転しましたってなってる、さっきのおじさん、嘘つきー!教えてくれよ〜泣)
もしくは機械が壊れてたりする、そういう場所なのです(本当にごくたまにある)
日本では、あんまり機械が壊れてるって、ないんだけど、
こっちでは、一応想定の範囲内でなくてはいけないと思います…
そして私は、なんのツテもなく1人で、幼児を連れてやってきたので、どんなことでも自力で体当たりなもんだから、子どもの安全確保は当然のことですが、英語全く喋れなくても何でも聞きにいかないといけない。
無料って書いてあるけど、どこまで無料なのか?とか、
返品可能か、
いつまでにしなくちゃいけないのか、出来なかった場合はどうすればいいのか。
日本だと無意識に口頭で確認したり、あとで電話で聞けばいいやって思うし、だいたいサービスが平均して整ってるからほぼストレスフリーなんだけど、
こっちにいると電話のかけ方も日本と違うしお金かかるし、電話だとジェスチャーで伝えるってことが出来ないから、私の場合即その場で解決が基本です(T_T)
唯一、良いのは、移民の多い国なので、言葉わかんなくて焦って、こいつ英語もフランス語も出来ねーのかよ、と係員にイヤな顔はされるけど、一応許容して貰えるとこですw
それでも、なんだそりゃー‼︎と日本人の私は思ってしまうこともしばしばあります。これは感情的にどうしようもないです…。
カナダふざけんな〜!と、
一瞬思ってムカつく
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しかしとりあえず一旦、ソッコーで忘れて、係員さんに、じゃあどうしたらいいか教えて!とすがりつく。
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しょうがねぇなー、という顔をされつつ、助けてもらう。
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sorry、サンキュ〜、メルシー、を笑顔で繰り返す(ケベックはフランス語がオフィシャル言語だから)
私はこんな感じになってきました、カナダに来てから。
ついでに最近、最後の手順のところで、
チップのある場所ならキャッシュで小銭を手渡しつつ握手するというテクを会得した 笑
こうやって日々、格闘する生活こそ、私が望んでいた環境でもあるので、
辛いよう…(T_T)
と思っても、最終日にはきっと、良い思い出になるんじゃないかなあと、
思っています…。