カナダに来るまでのこと。保育園
私がカナダに来てESL(英語の学校)に行っている間、kkを預かってくれる保育園がどうしても必要でした。
そして、車がないので、学校も保育園も、地下鉄かバスで行ける場所でなければいけない。
おまけに、英語もフランス語も全く理解できない4歳児を預かってくれるところがあるのかなあ…と思っていたら、留学会社から2ヶ所紹介されました。
ちなみにどちらも私立で、保育料は日本の3〜4倍。
たっけぇえ〜っ。
さすがに驚いた…(ー ー;)
一応、
「2ヶ所ともこの料金なんですか?」と聞いてみたのですが、
この2ヶ所の保育料は同じとのことでした。
私がカナダの市民ではなく、VISAも持たない短期滞在者なので「利用出来るのは私立だけです」と言われました。
カナダでは、公立の保育園は無料です。
(料金は州によって多少違いはあるかも知れませんが、ケベック州は住民の保育料に関してはかなりサポートしてくれているようです)
しかし、これより高い保育料を払うことはこの先ないだろうし、カナダの私立保育園がどんな感じか知ることが出来る唯一のチャンスになるかも知れない、と思い、サクッと決めてしまいました。
好奇心のバカ野郎〜…(;_;)
本当は、留学会社だけでなく、各方面からきちんと調べて、他に良い方法がないか調べた上で、決めるのがベストですが、日本語のサイトでは調べるにも限界があり、やっと見つけた情報も何年も前のものだったりして、リアルタイムの情報はなかなか見つけられませんでした。正確には、しっかり調べる時間がなかったのでした…。
おまけに私には語学力もない、カナダで頼る人もいない、何かあって助けが必要な時には留学会社に依頼するしかない(有料だけど)、逆に言えばお金を払っておけば堂々と、「なんとかして欲しい!」と言えるはずです。お金を惜しむより、安心・安全を確保するのが先でした。
金で解決した方が早い、というか、そうするしかないな、と思ったのです。
くどいようですが初海外なので。
それに保育園とか学校なんてものは、結局のところ、入ってみないと分からないことがほとんどだと思いました。
というわけで、時間もないので保育園はこの2ヶ所から選択することに。
ホームページを見ると、全部英語でよくわからないけど、片方はビルの中で狭そうで、片方は敷地が広くて園庭もあり明るい感じだったので、広い方で入園希望の手続きをしてもらうよう、会社に依頼しました。
この時は3月で「入れるそうです」と返事をもらい、これでやっと保育園は決まって一件落着でした。
しかしこの後またもや不穏な知らせが…
続きはまた。
モントリオールで学祭w
先週、kkの行ってる保育園の近くで、学祭があって、午後のアクテビティが突如、学祭になりました。
ダウンタウンのメインストリート、Saint-Catharine St.にある、ラ・サール カレッジのホールが会場でした。15メートル程、離れた場所に、kkの通う保育園があります。
この保育園は、ラ・サール カレッジ・モントリオールの持つ施設のひとつでもあり、私立の保育園なのですが、ここの話はまた今度。
言語系の学部をもつカレッジ(専門学校)がいくつか集まって行うイベントなので、いろんな言語にまつわるミニゲームがありました。
一応、主催者(多分、カレッジの偉い人)の挨拶もありました。
わがカナダカレッジのブース。
ペイントコーナーをやっていたので、
ものすごく久しぶりに絵を描きました。
ホストファーザーのアナスタシオ。
家に帰ってプレゼントしたら喜んでくれました。
しかし実物のダディを改めて見ると細目だったという 笑
言語以外にアート系の学部もあるカレッジは、ペイントコーナーを作ったり、粘土造型の実演をやっていました。
ステージではタレントショー(カラオケ大会?)があったり、空き時間はダンパ状態。
思いがけず、学祭に参加できて、楽しかったです。
(^-^)
モントリオールでラマダン終了。
クラスメイトでモロッコ人のレダはムスリム(イスラム教徒)です。
1ヶ月前は、シャイであんまり表情も変わらないと思っていた彼ですが、
今やすっかり打ち解けて、よく笑うし喋るし、オモロイ奴になってしまいました。
私はレダに会った時がムスリム初対面ですが、その時はラマダンに入ったところでした。それを忘れてチョコを勧めてしまったと、このブログにも書きました。
その彼が、7月5日にラマダンを終了して、やっと日中も経口摂取ができるようになったので、7月6日に私からプチ祝いをしました (^ ^)
7月6日に、何が食べたい?と聞いたら、
「ライス、ライス、ライス〜」とハミングするので、
米なら任せろと、レダにライスをプレゼントする、と前日に約束しました。
私はホームステイの身なので、あまり凝ったものは作れないのですが、
卵チャーハンを作って持って行きました。
あと、ドルショップでパーティーグッズ(200円)を購入して行きました 笑
「コングラチュレイショ〜ン(^○^)」
と言いながら、チャーハンをあげました。
レダは、美味しい〜と言って喜んでくれましたが、1ヶ月ぶりに日中に食事をしたせいか、「ゥェホッエホッ!」と、むせていました。
そして昨日はプリンを2個食いして、「ウ〜ン♪(´ε` )」と悦に入り、みんなから、食べ過ぎやっちゅーねん!とゲラゲラ笑われていました。
ラマダン明けは、みんなでお祝いをするものらしいので、クラスのみんなでおめでとう〜とお祝いしました。
レダ、今年のラマダン終了おめでとう。
おかげで、ラマダンをちょっと知ることができました。
レダのネタでブログも書けたよ。まだ書くつもりだけど。
ありがとう 笑
モントリオールで両替してみた
最初に外貨両替をやったのは、多分成田空港だったと思います。
空港や銀行はレートが良くないとか、手数料が高いと言われますが、
私は細かいことは良くわかりません…。海外に行くのも初めてだし。
取りあえず、アメリカ$をいくらか持っておかないといけないだろうなあと思って、その時は5000円くらい両替しました。これが後に、やっといて良かった〜としみじみ思うことになるのですが、その話はまた今度。
モントリオールのダウンタウンに、けっこうたくさん両替所があります。
私はおもに息子kkのday careのあるatwaterという地下鉄駅と、自分の英語学校のある2つ先のpeelという地下鉄駅を毎日行き来しているのですが、この辺りはダウンタウンのメインストリートでもあるので、アパレル系のお店もいっぱい、銀行、薬局、郵便局、とても賑やかです。
今まで2回、両替しに行きましたが、2か所目の両替所が良かったので、今度もここに行こうと思ってます。
その両替所。
だいたい、どこの両替所も、こんな感じで$マークや、£マーク、Euroマークが店頭についています。
なんか薄暗い感じの店もあるし、雑貨屋さんが兼業してるようなとこもあります。
海外ビギナーの私は、取りあえず、薄暗いとこと、兼業してるっぽいところは避けました。
もしかしたら、こっちのほうが高く両替してもらえるのかも知れないけど、会話能力もないし、めちゃくちゃ大金を両替するわけでもないし。
明るくて、両替専門のところの方がきちんとしているような気がする。
ただそれだけの理由でチョイス 笑
入るとたいがい、大きなガラス?張りのカウンターがあって、お金を手渡したりする部分は手が入るのがやっとって感じに作られています。
両替所以外でも、学校の授業料を払う事務所とか、メトロの料金所とか、お金を扱う場所はこういう作りのところがほとんどです。
(服屋さんやレストラン、スーパーなどのお店は普通のオープンな作りです)
しかし、ここの両替所は係員のおじさんが表に常駐していないらしく、ピンポンを鳴らすと、奥から出てきてくれました。
私「ボンジュール。」
「はい、なんでしょう?」
私「日本円をカナダドルに替えたいんです」
「オッケー。どれくらい?」
私「15000円」
「わかった、ちょっと待ってて。この紙に、名前と住所と電話番号書いてね」
私「ホストファミリーの家にいるんだけど、そこの住所でいい?」
「いいよ。」
しばらくするとおじさんが戻ってきて、
私に見えるように、カナダ$札を置いてくれようとしたが、おじさんが「うーん、うーんと…」と何か必死にうなり始めた。
何か問題があるのかなと思い、心配になって「何かある?」と聞き返すと、
「待って、数えるから、なんだっけな〜、えっと、そうだ、
イチー、ニー、サン〜、合ってる⁈」
と言われ、
一瞬なんだか分からなかった。
私「あっ、日本語だ!合ってる、合ってる!」
おじさんは嬉しそうに$札を数えて「six、next、What?」と言い、
私が「なな、ハチ、キュウ、ジュウ」
と教えると
「Oh.Thank you,ナナ、ハチ、キュウ、ジュウ〜♪」
とご機嫌だった。
私が「Grait!」と言って拍手するとまた喜んで、
「これで全部ね、アリガト」とまた日本語を披露してくれた。
私もすごく嬉しかったので、
「Thank you,Merci。See you」
とお礼を言って手を振りながら出ました。
モントリオールで、私が日本から来た、と言うと、
「リンゴ、Apple!」と知っている日本語を言ったり、
TOKYO?とか聞かれたり、
「I like Sakura! 」と言われたり(ちなみに樹木の桜ではなく、ナルト疾風伝のサクラの方だった)、
どこでそんな情報を仕入れたのかというような日本語下ネタを披露してくれた女子もいたし 笑
学校どこ?先生はどう?モントリオール楽しい?と簡単な英語でいろいろ聞いてくれたり。
いろんな形だったけど、とにかく、
コミュニケーションをとるために努力してくれているのが伝わってきます。
言葉が分からないからストレスも多いけど、言葉のやりとりが少しでも出来るとまた元気にしてもらえる、モントリオールはそんな場所です。
モントリオール カリフェスタパレード
皆さまいかがお過ごしでしょうか、
モントリオールはいま肌寒いです。朝なんですけどね、
7月に肌寒いとか、嘘だろ〜って思いますよね。私も全然知らなかったです、
数分おきに曇ったり晴れたり雨が降ったりする場所が、この地球上に本当にあるということを笑
昨日、7/2は、カリフェスタ パレードを見てきました、友達が教えてくれて、一緒に行ってきました。
端的に言いますと、サンバのパレードと言う感じでした。
いま、モントリオールでは、世界最大規模とも言われるモントリオールジャズフェスティバルの真っ最中です。
10日くらい続くみたいなんですが、朝から夜中までずーっと、特設会場(屋内、屋外合わせて6つくらい?)で音楽が鳴っているのです。
その近くで昨日はパレードがありました。
中心演者は多分、カナダに住む南米系の人がほとんどなんだと思います。
まあ、どっから来たのかなんて、ここでは聞くのが面倒くさくなるくらい様々ですが、
行列が進むのが超遅い!
10メートル進むのに何分もかかってる。
先頭が見えたと思っても20分待っても来ない…
やっと現れた先頭は美女集団。
どっかのミスか何か?
でっかい牽引車に引かれて山車?がやってきます。
これが5つか6つあったんですが、間隔もめっちゃ広く、ゆうに30メートル以上は開いてました。
なので、全部見ようと思ったらものスゴイ時間かかる。
私は13時20分くらいから沿道にいましたが、なかなかパレードが来ないから移動しながら見ました。やっと最後(らしい)山車を見れたのは15時30分くらいだったです。あー疲れた。
踊りながら集団が通り過ぎていく。
阿波踊りの「にわか連」(当日に踊りたい人が自由に参加するグループ)みたいなもんでしょうか?
山車には楽器演奏隊。
あと、マイクを持ったDJがひたすら掛け声をかけて、盛り上げています。
なんとなくサンバのリズムで踊りながらみんなぞろぞろ歩いています。
もちろん整列なんかしてなく、途中でお客さんと写真撮ったり誰かと話しながら歩いてたり、疲れたのか、ヘッドドレスをとったお姉さんが逆走してきて、歩いて休憩してました。
なんなんだこの行列。自由過ぎる。
衣装を着てない人も一緒に歩いたりしている。
よく分からなくなってきます 笑
ムービーを入れようとしたら入らない、いったん終わります、
続きます〜。
カナダで銀行口座(3)
なかなか更新出来なくてすみません、
カナダは家庭にWiFiあっても繋ぎ放題じゃないし、公共スペースのWiFiもあんまり電波よくなく、まあとりあえずネットに関しては非常に苛立ちます…
銀行口座。
前回は、カウンターのお姉さんに、1時にここに戻ってきてね。って言われたとこまで書きました。
しかし、渡された用紙に印字された日時が、即日ではない。
手続きできるのかなあ…
1時5分前に銀行到着、カウンターで係員さんに声をかける。
またもやお姉さんだが違う人だった。
「口座作る手続きに来たんですど」
と言いながら、もらったコンサルテーション予約シートを渡す。
しかし、
「これ、今日なの?別の日になってるけど」
やっぱりー!
しかしここで引き下がるわけにいかないので、
「でも12時に、ここで別のスタッフさんに、1時にもう一回来るように言われた。」と2回くらい言うと、
首をかしげながら、
「ちょっと待っててね。」と調べに行ってくれました。
その後、別の人から、
ソファに座って10分くらい待ってて、と言われ、緊張しながら待つ。
やっぱり無理なんじゃないか、ダメって言われたらどうしよう…
15分くらいしてからコーヒー片手にポロシャツにスラックス、ヒゲをたくわえたおっちゃん(いやいや、ナイスガイです)がやってきて、
「マダム、お待たせー、ちょっとこっち来てくれる?」
とにこやかに話しかけてくれた。
日本の銀行でもあるような、コンサルテーションルーム(日本のより大分広いけど)に通されて、
「じゃあ、書類見せてくれる?クレジットカードある?学校行ってる?留学?日本から来たんだー、カードこれ?ID見せて。オッケー、perfect.
モントリオールどう?」
と終始にこやかな感じで進み、
無事に口座が出来ました、
ヤバイ、嬉し過ぎて泣きたい。
「US(アメリカ)の口座要る?」と聞かれ、
「うーん…後日でも作れますか?」
「作れるよ」
「じゃあ、今日はいいです」
作っておいたほうが便利なのだろうけど、管理が面倒くさいかなと思ってやめておきました。
カナダとアメリカは、国土がくっつき合ってるが故に、必然的になにかと行き来が多くなるので、こういうこともできるのでしょうね。アメリカにも支店あるんだね、きっと。飛行機だって、アメリカーカナダは国内線扱いだし。
最後に、もろもろ注意事項を聞いて(全部は理解できなかったけど)
「これで、このカードが使えるようになったよ」と
キャッシュカードを受け取りました。
おおお。やったーー。
これ、僕の名刺ね、とナイスガイはさらっと名刺を渡してくれました。
「ありがとう、ほんとにありがとう」とお礼を言うと
どういたしまして、またね~ (^^)/ と笑顔で言われ、
銀行を出ました。
ああ、精神的疲労がすごかった分、達成感がすごい、
よかったああ。
あとはこのカードが使いこなせるかどうかが問題だけど…。
つづく(かもしれない)。